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2026.09.16

Part3 「ちがいを楽しむ」社内イベント。
ダイバーシティウィークの舞台裏

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特集:ニチレイグループのダイバーシティって?

Part3 「ちがいを楽しむ」社内イベント。
ダイバーシティウィークの舞台裏

2024年4月に持株会社に新設された「ダイバーシティ推進部」。
その取り組みにおいて特に重要なのが、「ダイバーシティへの理解を広げ、浸透を図ること」です。
現在、役員向け勉強会や研修、社内イベント「ダイバーシティウィーク」などを通じて、社員一人ひとりがダイバーシティを“自分ごと”として考えるきっかけづくりを進めています。
今回は、「ダイバーシティの理解・浸透」をテーマに、ニチレイグループが取り組むさまざまな施策や、その舞台裏に迫ります。

ダイバーシティ推進部による女性活躍推進の取り組みに迫る【Part2 ダイバーシティ推進の第一歩。ニチレイグループの女性活躍】もチェック!

プロフィール画像

ニチレイ
ダイバーシティ推進部
部長代理 兼
人財開発グループリーダー

浜西 千枝

プロフィール画像

ニチレイ
ダイバーシティ推進部
ダイバーシティ推進グループリーダー

加藤 倫子

ダイバーシティを「知っている」で終わらせないために

DE&Iという言葉を耳にする機会は増えました。しかし、その考え方を本当に理解し、自分自身や職場との関わりの中で捉えられているかというと、必ずしもそうではありません。

グループ社員を対象に実施したアンケートでは、「DE&Iへの理解度」「職場への浸透度」に関する設問で好意的回答が低く、DE&Iをより身近なテーマとして感じてもらうための課題が見えてきました。

こうした結果を受けて注力してきたのが、「理解・浸透」のための取り組みです。役員向け勉強会を皮切りに、管理職研修や一般社員向け施策へと対象を広げながら、段階的な理解促進を進めています。さらに、LGBTQやアンコンシャスバイアスなどのテーマ別研修も実施し、多様性への理解を深める機会を提供しています。

また、それと同時に取り組んだのが、「グループ社員が、ダイバーシティに触れられる機会を増やすこと」。各種施策や制度、関連情報を発信する場として「ダイバーシティポータルサイト」を立ち上げるとともに、月に一度の「Diversity News」の発行を通じて、社員がダイバーシティに関する話題に触れる機会を増やしてきました。

ダイバーシティポータルサイト

ダイバーシティポータルサイト

毎月発行している「ダイバーシティニュース」

毎月発行している「ダイバーシティニュース」

共に考え、理解を深める1週間。 「Diversity Week 2025」

さらに2025年11月には、ニチレイグループ全体でダイバーシティについて考え、理解を深める社内イベント「Diversity Week 2025」を開催しました。
「Team N ちがいを楽しむ1週間 ~ダイバーシティって何だろう~」をコンセプトに、外部有識者による基調講演やセミナー、ポータルサイトでのコンテンツ発信など、多様な企画を実施しました。

浜西

ダイバーシティは、ニチレイグループが持続的な成長を実現していくうえで重要なテーマの一つです。今回の「Diversity Week 2025」では、社長をはじめとする経営層にも参画していただきながら、社員一人ひとりが、それを“自分ごと”として身近に感じてもらえるようなきっかけを作りたいと考えました。また、グループ全体でダイバーシティ推進に取り組む機運を高めたいとの思いから、事前の情報発信にも力を入れ、たくさんの社員に関心を持ってもらえるよう取り組みました。

特に多くの反響を集めたのが、元ラグビー日本代表 廣瀬俊朗さんによる基調講演と、大櫛会長(当時社長)との対談企画でした。廣瀬さんには、世界の競合チームを相手に活躍されてきた経験をもとにグローバルな視点からダイバーシティについて講演いただき、その後の大櫛会長との対談では、ニチレイグループにおけるダイバーシティ推進について意見が交わされました。当日は、会場とライブ配信視聴を含め、約230名もの社員が参加しました。

加藤

廣瀬さんは著書の中で「ラグビーは多様性のスポーツである」と述べられています。ラグビーは、異なる国籍や文化、価値観を持つ多様なメンバーが一つのチームとして力を発揮するスポーツです。当日は、多様なメンバーをまとめながらチームを率いてこられたご経験をもとに、ダイバーシティの重要性について分かりやすくお話しいただきました。

また、大櫛会長との対談では、多様性の捉え方や、組織のあり方について意見が交わされ、お二人の対談を通じてダイバーシティへの理解が自然と深まっていくのを感じました。参加者の皆さんにとっても、多くの気づきを得られる有意義な機会になったと思います。

浜西

廣瀬さんのお話で特に印象に残っているのは、「相手のことを知るには、まずはその人の得意なことや好きなことを知ることが大切」という点です。廣瀬さんは、海外出身の選手一人ひとりと信頼関係を築くためにそれを実践されていたそうです。また、対話の重要性、日頃からの声かけの大切さなど、私たちの職場にも通じる示唆が数多くありました。ダイバーシティ推進を特別な取り組みとしてではなく、相手を理解しようとする日々の姿勢の積み重ねとして捉えることの大切さを改めて感じました。

また期間中は、仕事と育児、仕事と介護の両立をテーマに、外部講師を招いたセミナーも開催しました。
育児セミナーでは、働きながら子育てをするためのタイムマネジメントや、子育て中の社員を支える上司の関わり方について学ぶ機会に。介護セミナーでは約80名が参加するなど、Diversity Weekの企画として実施したことで、これまで以上に多くの社員が介護と仕事の両立について考える機会となりました。

対話を重ね、「ちがい」を知る、 そのきっかけを増やしていく

他にも期間中は、社員同士が互いのちがいや経験を知り、対話のきっかけを生み出すさまざまな企画を展開しました。

例えばポータルサイトでは、外国籍社員や介護経験のある社員、育児中の社員などが登場する社員インタビュー企画を実施。その様子を音声コンテンツとして配信することで、多様なバックグラウンドや働き方に触れられる機会を創出しました。

また、ニチレイ本社ビルの食堂では、外国籍社員とのコミュニケーションのきっかけづくりとして、「世界のごはん、いただきますキャンペーン」を開催。各国の家庭料理や郷土料理を提供したほか、他拠点の社員も参加できるよう、社内SNSで世界各国の食文化にまつわる投稿を募集する企画も実施しました。

加藤

「世界のごはん、いただきますキャンペーン」は、開催期間中に食堂で提供した企画メニューが毎日完売となり、多くの社員に楽しんでいただくことができました。食堂や社内SNSを通じて、外国籍社員との会話や交流が自然に生まれていく様子を見ることができ、とてもうれしく感じています。今回の反響を受け、2026年は本社地区だけでなく、各地域にも取り組みを広げていく予定です。これからも、多くの社員が身近な体験を通じてダイバーシティに触れられる機会を増やしていきたいと考えています。

こうした取り組みを通じて、全社アンケートのスコアも徐々に向上するなど、社内でも変化が現れていると言います。

食堂での会話や、社内SNSでの交流、誰かの声に耳を傾ける時間。
そんな日々の小さな接点の積み重ねが、互いの「ちがい」を知り、理解するきっかけになります。

ダイバーシティは特別な取り組みの中だけで育まれるものではありません。
誰もが自分らしく働き、挑戦できる職場を目指して。その歩みは、今日もニチレイグループのさまざまな場所で続いています。

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